車から降りる時や朝起きる時に右腰が痛む40代男性の症例


来院時のお悩み
40代男性、ドライバーのお仕事をされている方です。
2か月ほど前から、朝起きる時や車から降りる時に右腰へ鋭い痛みが出るようになり来院されました。
特に思い当たるきっかけはなく、安静にしている時は比較的楽ですが、腰を後ろへ反らしたり右へひねったりすると痛みが出る状態でした。
仕事柄、長時間車を運転することが多く、日常生活では特に「車の乗り降り」と「朝起きる時」に困っていました。
来院時の痛みの強さは、10段階で「8」とのことでした。
当院で確認した身体の状態
腰の動きを確認すると、後ろへ反らす動きで右腰に強い痛みがみられました。
触れて確認すると、右の仙腸関節周辺、右大臀筋、右外腹斜筋に圧痛がみられました。
一方で、歩行には目立った問題はなく、神経学的にも特に目立った所見はありませんでした。SLR(下肢伸展挙上テスト)でも症状は誘発されませんでした。
姿勢には猫背傾向がみられました。
これらの状態と、長時間座って運転するという仕事環境、痛みが出る動作などを合わせて確認しました。
院長が考えたこと
今回特に注目したのが、長時間の運転と右の骨盤・臀部周辺の状態です。
ドライバーという仕事柄、長時間座った姿勢が続きます。
また、右の仙腸関節周辺や大臀筋に圧痛があり、臀部に力が入る動作でも鋭い痛みが出ていました。
そのため腰だけを見るのではなく、右の仙腸関節周辺や大臀筋など、骨盤・臀部周辺の状態が症状に関係している可能性を考えて施術を組み立てました。
行った施術
圧痛がみられた右大臀筋と右外腹斜筋の状態を確認しながら、筋膜へのアプローチを行いました。
あわせて右仙腸関節周辺の状態を確認しながら骨盤へのアプローチを行い、脊椎には関節モビライゼーションを行いました。
施術中も痛みの出方を確認しながら進めました。
初回施術後
施術後、患者さんからは、
「来た時より全然楽になりました」
との感想をいただきました。
今回は施術後の具体的な痛みの数値や可動域の変化を記録していないため、今後も症状の変化を確認していきます。
今後について
今回は初回施術後に楽になったとのお話がありましたが、2か月ほど続いている症状でもあるため、今後の経過を確認しながら継続して施術する予定です。
また、ドライバーという仕事上、長時間座っている時間が多いため、今後は運転中の姿勢や身体への負担についても確認していきます。
院長から
腰痛というと「腰そのものに原因がある」と考えがちですが、実際に身体を確認すると、痛みの出方や圧痛の場所、普段の仕事や姿勢などは一人ひとり異なります。
今回も「右腰が痛い」という症状だけで判断せず、朝起きる時や車から降りる時に痛いという日常生活での困りごとと、実際に痛みが出る動作、骨盤・臀部周辺の状態などを確認しながら施術を進めました。
おさかべ整骨院では、痛い場所だけでなく「どんな時に困っているのか」を確認しながら身体の状態をみていきます。
※腰痛にはさまざまな原因があります。強い痛みやしびれなど症状によっては、医療機関での検査・診察が必要となる場合があります。
※施術による変化や経過には個人差があります。本記事は当院での一症例をご紹介するもので、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。







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